コロナ禍が緩和されて、3年ぶりに帰った実家で見た光景に茫然!
神奈川県横浜市 主婦(56才)《あるある投稿001》
久しぶりに実家に帰って、リビングと納戸と台所がリニューアルされていました。兄夫婦の念願のリニューアルだそうです。
見違えるように綺麗になったのはいいんですが、あれ、リビングにあった本棚と物入にたしか、私のアルバムがあったはず。 今年こそは、自分のアルバムを整理しようと思って、今年80才になる母に聞いてみると、リニューアルの時に兄にお願いして、物置に移動したとのこと。
実家は、古くからある農家なので、物置小屋は、農機具など農業に必要な物でいっぱい。その奥の南側に面した畳3畳くらいなスペースは、繁忙期の休息の場所です。しかし今は、綺麗になった母屋のいわば、古物の置き場になり果てて、 そこに、私たち昔の家族のみんなのアルバムが積み上げられていました。 数冊は、広げたままで母が片付けようとした形跡がありました。
母は、とても几帳面でしたので、私たち3人兄弟の生まれた時からの写真をそれぞれ3人分の写真を現像に出しては、夜な夜なそれぞれのアルバムに貼って、丁寧にシールを貼ってコメントを書いてくれていました。 おかげで、私たちのアルバムは20冊近くになります。祖父母の代のアルバムを入れると 30冊くらいになります。 母は、いつか整理して、それぞれの子供に、渡すとずっと言っていましたが、高齢になった母は、途中から断念したようです。カーテンのない南向きの物置に広げられたままのアルバムはは、夏の日差しを何年も浴び、アルバムは、見事に劣化して、茶色に変色していました。アルバムの表紙についているフィルムは、キッチンに近いリビングの本棚にあったため、油とほこりと父のたばこのにおいが一緒になってべとべとでした。
積み重なったアルバムをみて、母の愛情と遠い日の懐かしさと今は隅に追いやられて、放置されてしまった昔の家族のような現実と心がざわざわした虚しさで、茫然としてしまいました。
【ここから電話インタビューしました】
1】アルバムを整理するにあたってどのように進められましたか?
まずは、兄の息子のパソコンを借りて、検索。「アルバム デジタル化」で出てきた数件の業者を比較して、メモしました。 確認して問い合わせた結果、アルバムコンシェルジュさんにお願いしました。 申し込み方法は、枚数を確認するのは、大変なので、電話で概算を聞いて とりあえず、台紙アルバム500頁をカートに入れて、銀行振込にチェックして、完了。
近くのクロネコのセンターに、120サイズの箱を購入して持ち帰り、さっそく詰め込みましたが、入りきらず、2箱半になってしまいました。アルバムコンシェルジュさんの提案どおり、表紙と金具を外して、台紙だけにして、ひもで縛り、そこにメモで年代と番号、誰のアルバムかを書いて差しこみました。 その後クロネコセンターから直接アルバムコンシェルジュさんに配送手続きをしました。
見積もりをもらって、兄たちと相談して、支払いを確認しましたね。
2】出来上がった、データを見た感想は、いかがでしたか?
デジタル化ってデジカメのようになると頭ではわかってましたが、実際の30冊のアルバムが こんなにコンパクトになって、感激しました。言い出した私としては、それぞれの家族に渡せて、感無量です。
母は、少し物忘れが多くなりましたが、兄家族と一緒に、TVでアルバムを見て、懐かしそうに見ていたようです。 次回は、アルバムの背景が茶色になってしまい、写真がセピア色のままなので、気に入った写真を切りだして、家族史をお願いしてみようと思います。それには、父が他界した今は、母しか実家のことを知らないので、今のうちに母に話を聞いてみたり、親戚の叔父や叔母と連絡を取り合う必要がありますが、ここ1-2年で取り組もうかと思ってます。